京都大賞典データ考察 展開・騎手編

2019/10/04

重賞レース考察

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こんにちは。
チェルシーです。

前回の記事では毎日王冠のレース展開と騎手についてのデータや傾向を紹介させていただきました。

本日は今週行われるもう一つの重賞である「京都大賞典」のレース展開と騎手のデータと傾向を紹介させていただきます。

京都大賞典レース展開の傾向

それではまず京都大賞典のレース展開のデータから傾向を読み解いていきます。
扱うデータは脚質上がり3Fタイムです。

京都大賞典好走馬の脚質傾向

着順人気馬名脚質
18年良
12サトノダイヤモンド先行
24レッドジェノヴァ追込
33アルバート差し
17年良
14スマートレイアー追込
26トーセンバジル先行
31シュヴァルグラン差し
16年良
11キタサンブラック先行
26アドマイヤデウス先行
32ラブリーデイ先行
15年良
11ラブリーデイ差し
22サウンズオブアース差し
35カレンミロティック先行
14年良
13ラストインパクト先行
26タマモベストプレイ先行
31トーセンラー差し

脚質データを見てわかったことは逃げ馬には厳しいレースであること。
過去5年で一度も馬券に絡んだことがありません。
これは開幕週で行われる平坦コースの京都競馬場芝コースでは珍しいこと。
逃げは大きく割り引いて考えましょう。
先行と差しはほぼ互角なのでメンバー構成を考慮しどんなレースペースになるのかを考慮する必要がありそうです。
ただ近年は差し追込がリードしている状況です。

京都大賞典好走馬の上がり3Fタイム

着順人気馬名上3F
18年良
12サトノダイヤモンド34.1
24レッドジェノヴァ34.3
33アルバート34.4
17年良
14スマートレイアー33.4
26トーセンバジル34.2
31シュヴァルグラン34.0
16年良
11キタサンブラック33.6
26アドマイヤデウス33.4
32ラブリーデイ33.5
15年良
11ラブリーデイ32.3
22サウンズオブアース32.8
35カレンミロティック33.2
14年良
13ラストインパクト33.8
26タマモベストプレイ34.5
31トーセンラー33.6

2016年までは上がり3Fタイムが33秒台の馬が好走していたのですが、近年は34秒台の馬が馬券圏内を占めていて上がりがかかるレースとなっています。
近年差しが決まりはじめていることの要因とも考えられます。
昨年の京都競馬場開幕週の芝コースも差しが決まっていました。
今年はどんな馬場になるか。
この辺りの分析も重要ですね。

騎手データ

ここからは騎手についてのデータを見ていきます。
取り扱うデータはコース成績と近走成績です。

京都芝2400mが得意な騎手

騎手着度数勝率複率単回複回
M.デム4- 3- 6-1017%57%4174
池添謙一1- 3- 1- 78%42%1577
岩田康誠0- 5- 1- 90%40%082
和田竜二4- 4- 0-1517%35%10665
坂井瑠星1- 0- 1- 417%33%13076
浜中俊2- 2- 1-1411%26%4041
松山弘平1- 1- 3-165%24%2456
松若風馬1- 1- 2-136%24%6138
藤岡佑介2- 1- 0-1213%20%3639
※データ条件:過去3年 単勝オッズ1~50 レース数6戦以上

上の表は京都大賞典に出場する騎手の京都芝2400m成績をまとめたものです。

このコースを1番得意としているのはデムーロです。
複勝率が50%と2回に1回は馬券に絡む計算となります。
最近不調の当ジョッキーが意地を見せてくれるでしょうか。

池添岩田も好走率が高く得意としているコースです。

好調な騎手

騎手着度数勝率複率単回複回
坂井瑠星1- 2- 1- 413%50%23182
松若風馬1- 2- 0- 317%50%5075
藤岡康太1- 1- 4- 68%50%29234
松山弘平2- 2- 3-1012%41%71102
三浦皇成2- 2- 2-1013%38%3980
北村友一1- 1- 2- 79%36%22102
M.デム1- 1- 3- 97%36%1352
池添謙一0- 1- 1- 40%33%056
和田竜二2- 2- 1-1113%31%10057
岩田康誠2- 0- 0- 820%20%28687
浜中俊0- 1- 0- 60%14%051
横山典弘0- 1- 0- 70%13%020
大野拓弥1- 0- 0-128%8%11215
※データ条件:過去7日間 単勝オッズ1~50 6レース以上騎乗

先週調子が良かったのは坂井・松若・藤岡康の3人。
3人とも複勝率が50%とハイアベレージです。
特に坂井・藤岡康は回収率も高くなっているので狙い目でしょうです。
毎日王冠と凱旋門賞の影響で一流ジョッキーが不在なので、こういった若い騎手もチャンスを掴んでほしいですね。

あとは松山もそこそこの好走率で複勝回収値が100を超えていますので注目です。

まとめます

では最後に今日調べたことを簡単にですがまとめておきます。
  • 逃げが不利。近年は上がりのかかる馬場になっていることもあり差しが有利となってきている。
  • 3年前までは速い上がり3Fタイムが必要なレースだったが、近年好走馬の上がり3Fタイムは34秒台となっている。
  • おすすめの騎手はデムーロ・坂井・松若・藤岡康。岩田・松山も侮れない。
以上の3点を考慮し予想を組み立てていきます。
馬券検討の参考にしてみてください!

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