種牡馬リアルインパクト産駒の特徴と狙い目は?

2020/05/12

コラム 血統講座

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こんにちは。
チェルシーです。
いつも「おっさんず競馬 ラブが、とまらない。」をご覧いただき、ありがとうございます。



先週のNHKマイルCはラウダシオンが勝利しましたね。

ラウダシオンの父はリアルインパクト

自信も東京マイル戦の安田記念を3歳時に制覇した実績を持っています。

初年度産駒ながら早くもGⅠを制覇し、今後も期待される種牡馬になるでしょう。

そこでリアルインパクト産駒はどういう時が馬券的に狙い目となるのかを調べていたところ、これは有効だと思うデータを見つけましたので紹介したいと思います。

なお今日紹介するデータは、回収値のばらつきを少しでも抑えるために、単勝オッズが1~49.9倍の馬を対象としていますので、ご了承ください。

リアルインパクト産駒は芝コースが得意


まず始めに触れておきたいのは、リアルインパクト産駒は芝コースでこそ力を発揮し、ダートコースでは活躍できていないことです。

【リアルインパクト産駒のコース別成績】
項目勝率複勝率単回収値複回収値
16%31%23193
ダート7%25%1842

今からリアルインパクト産駒の狙い目を紹介しますが、データは全て芝コースのものとなりますので、宜しくお願いします。

リアルインパクト産駒の狙い目

結論から申し上げますと、リアルインパクト産駒は前走と違う距離でのローテーションの時が馬券的に狙い目となってきます。

通常競馬というのは、前走と同距離の方が好走率も回収率もいいので、これは珍しい傾向といえます。

なぜリアルインパクト産駒は距離変更のローテーションが得意なのでしょうか?

種牡馬リアルインパクト産駒が距離変更ローテを得意としている理由


あくまで仮説にしかすぎないのですが、リアルインパクト自身が気分屋であることが要因ではないかと考えています。

リアルインパクトは現役時代、3歳でGⅠ安田記念を制した、素晴らしい馬です。

ですが古馬になってからは、気分を損ねると平気でレースをやめてしまう気の悪さがありました。

もうダメなのかと思ったら外国のGⅠを勝つなど、違う環境になって馬に刺激が加わるとやる気がでる「ムラっ気」が特徴的なお馬さん。

産駒にもそれが遺伝されていて、距離変更ローテになると気分一新、レースで活躍するのです。

リアルインパクト産駒前走距離ローテ別成績

前走距離勝率複勝率単回収値回収値
同距離11%26%4842
今回延長13%38%241143
今回短縮31%39%540126


データを見ていただくとわかるように、同距離ローテよりも延長または短縮ローテの方が好走率・回収値共に上回っています。

冒頭にお話ししたNHKマイルC勝ち馬ラウダシオンもファルコンS(芝1400m)からの距離延長によるローテーションでした。

全体的なデータを見ると距離短縮の方がより期待値が高いことも覚えておきましょう。

そしてもう一つ気になる点としては、1400m 〜1600mへ距離変更してきた時は、驚異的な成績を収めていることです。

【距離変更ローテ距離別成績】
距離勝率複勝率回収値回収値
1000m~1300m13%13%24543
1400m~1600m44%67%891312
1700m~2000m9%36%8270


リアルインパクト産駒がこの距離を得意としていることは確かなのですが、同距離ローテよりも大きく期待値が高いです。

リアルインパクトは穴種牡馬として魅力的

リアルインパクト産駒は父と同じく刺激を与えることで激走してくる可能性が高い馬です。

まだまだデータが少ないので、この傾向が本物なのかはわかりませんが、積極的に狙っていく価値は高いです。

馬券で勝つための武器として、今日の記事を役立てて頂ければと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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